FXで一気に稼ぐ「ピラミッディング」

ピラミッディングとは?

ピラミッディングとは株式やFXなどのトレードで、自分の思惑の方向へ価格が伸びたときにポジションを増やして一気に稼ぐ手法です。

まるでピラミッドのように、次々とポジションを積み増していきます。

ですので、相場が思惑通りに進めば、何倍も利益を増やすことが可能となります。

このピラミッディングは投資の世界で多くの成功者を輩出する優れた手法であり、最強の手法と言っても間違いではありません。

この投資手法をうまく利用し、大儲けした投資家もいます。

莫大な資産を築いている世界一の投機家ジョージ・ソロス、増し玉で大成功を収めたジェシー・リバモア、日本トップトレーダーのcis氏がそれを証明しています。

ピラミッディングの方法

ピラミッディングはトレンドフォロー戦略の具体的テクニックです。一度に多くのポジションを持たずに分割して買い増す、もしくは売り増す方法のことを「ピラミッディング手法」と言います。

思惑通りに相場が動いたら、ポジションを増やし、利益の最大化を狙います。

このピラミッディング手法を導入できるような相場局面というのは、時間軸が比較的長く、ポジションの平均保有時間は数日~数ヶ月単位になります。(スイングトレード)

その間に上がり続けるトレンド相場では、ピラミッディング手法が強力に働きます。

利益が伸ばせるときにポジションを追加で持つことにより、1回のトレードで1つのポジションを持つよりも、利益を上乗せして何倍もの利益を得ることが可能となります。

ただし、レンジ相場となれば、闇雲にポジションを増やしにくい状況となり、思わぬ損失を被ってしまう可能性があります。

ですので、この手法を使うのであれば、総合的にチャートをきちんと読めることが前提となってきます。上級者向けの手法であるということに注意が必要です。

増し玉をするのは、相場が自分にとって有利に動いているときだけ

「ピラミッディング」では、あらかじめ、最終的に保有する取引通貨量を決めておきます

トレードしてみて有利な状況となったら2回目の資金投入を行い、そうでなければ2回目以降の資金投入は行わないというのが、ピラミッティングの正しいやり方です。

1回目の買いは打診買い、つまり探りを入れる段階です。今回の投資判断が本当に正しいかどうか、相場の値上がり状況を見て確認するのが目的です。

もしここで値段が下がってしまったら、買い増しはせずに最初に買った投資分を損切りして撤退します。

打診買いのあと、相場が順調に上がったタイミングで、増し玉買い増しと呼ばれる2回目の買いを入れます。

2回目の買付を行ってからさらに株価が上昇した場合、これまでの投資判断は正しかったことを確信し、3回目の買付として最後の増し玉を入れ、当初予定した取引分を保有することに至ります。

ピラミッティングは増し玉によって保有数量を増やしても、さらに相場が上昇し続けた時には驚くほどの利益をもたらしてくれます。

損切りラインは、トレーリングストップで引き上げていきます。価格が上がらなければそれ以上のリスクは取らず、最小のリスクで逃げるという、とても合理的な考え方に基づいて練られた投資方法です。

買い増しをする際に考慮すべきは注文量

買い増しをするとき重要なのは、ピラミッディングしていくポジションの数量の調整です。

最適なやり方や買い増し回数というのは、とくに決まっているわけではないので、自らで見つけていく 以外に方法はありません。

ピラミッディングの種類としては、下記のようなパターンがあります。

  1. スケールダウンピラミッディング(ピラミッド型)
    …半分ずつ買い増す量を減らしていきます。【リスク低】
  2. イコールポジションピラミッディング(長方形型)
    …最初にとった量と同じ量のポジションを買い増していきます。【リスク中】
  3. リフレクティングピラミッディング(反射型)  
    …ピラミッディングの前半では、買い増すポジションを増やしていきます。後半では、全体のポジションを減少させます。
  4. インバーテッドピラミッディング(逆ピラミッド型)
    …買い増すごとに注文量を増やしていきます。【リスク大】

注文する度に数を減らしていく「スケールダウンピラミッディング(ピラミッド型)」がオーソドックスなやり方です。ちなみに、買い増しを始めるタイミングは、人によります。一番多いのは「直近高値」を超えたタイミングです。

なお、どんなやり方であれ、ピラミッディングの買い増しは3回までにすべきです。それ以上の買い増しは、いたずらにリスクを引き上げるのみだからです。

使い手に求められること

ピラミッディング手法は上手く活用できれば、強い武器になります。ところが、この手法は身につけるのがとても難しく、多くの人がピラミッティングを上手く使いこなせないのが事実です。

その原因は、「資金管理の難しさ」と「精神的なつらさ」にあります。

まず、この手法は、資金面での余裕が必要です。

  • 資金を長期間にわたって寝かせる
  • 値上がりした株を、さらに買う

ということで、どうしても一定の資金が必要となってきます。

そして、トレンドに上手く乗れたら莫大な利益になりますが、相場が揉みあったりすると、ほとんどの 取引が「損切り」となってしまい勝率はかなり低い手法になります。

たまに大勝ちするが、大部分のトレードは損切りになると言う、何ともストレスのたまる手法です。

しかも、「値上がりした株を、さらに買い増す」ので、目の前で一度得た含み益が幻のように消えていくのを見るのは、精神的にとてもつらいことです。

実際に相場を張ってみると精神的にかなりタフでなければ、実践するのがそんな簡単なことではないことが分かるはずです。

成功をおさめるプロの投資家はそれを合理的・機械的に、リスクコントロールして、どんな場面にあっても冷静に判断していきます。

「ナンピン」との違い

「ナンピン」と「ピラミッディング」は、 どちらも建玉を『買い増し』する点は同じですが、全く正反対の手法です。

ナンピン買いは基本的に、相場が下がったら買う、下がったら買う…ことで増し玉をしていく方法です。ナンピンをするたびに平均購入単価が下がります。

一方で、ピラミッティングの場合は、相場が上がるごとに買い進めるため、平均購入単価が上がります。ピラミッティングは、別名「逆ナンピン」と呼べる手法です。

「ナンピン」は損している状態で、損失を減らすために取引通貨量を増やして損失を薄める手法なので、利益を積み重ねていく「ピラミッディング」とは本質的な考え方が異なります。

なお、ピラミッディングは勝っている場面でさらにリスクを取っていく手法であり、プロスペクト理論における人間の心理に逆らっているため、精神的につらく、実行するのが難しいものとされています。

大きく儲けるための投資手法【ピラミッディング】

ピラミッディング戦略は、究極の損小利大の戦略と言えます。

なので、FX初心者の方にはおすすめではありません。

  • ピラミッディングは、利益が出ている時に、さらに建て玉を増やしていく方法で、リスクを最小化して利益を最大化する手法
  • ピラミッディングはナンピンと正反対の手法であり、実際に実行するのは心理的には非常に難しい。
  • プロはピラミッディングをするが、個人投資家やトレーダーでピラミッディングをする人は少数派であり、ナンピンよりも有利な投資手法である。

この投資方法の課題は成功した時の儲けは大きいものの、使い方を誤まれば、大変な事態を招きかねないことです。

買い時を間違えてしまうと、いきなり含み損を抱えてしまうことがあります。また、成功率が低く、ベテランの方でも勝率3割~4割なので、失敗の多さに耐え切れずに脱落していく方も少なくありません。

リスクをコントロールするには、買い増しした時の値段(付近)まで戻ったら損切りを入れることです。

ですが、損切りしない方が利益が爆発する可能性はあります。

「ピラミッディング」は、大きく相場が動くと、損切ポイントを超えてロスカットされこともあるため、破産する可能性も高く「諸刃の剣」の要素を多分に含んでいます。

実際にプロ中のプロでも破産させてしまうほどの劇薬でもあり、リスクの高い投資法であることも忘れてはいけません。

ピラミッティングは難易度が高い投資法

ピラミッディングは、ある程度トレードに慣れている方にだけおすすめします。

使いこなすには、しっかりとした「裁量」と「技術」が必要になります。

これらを行なえるのは相場をしっかり読めて、リスク管理がしっかりできる人です。

トレード経験を積んで、リスク管理もしっかりできる自信を持てるようになったら試してみる価値はあると思います。

ピラミッディング手法は、上手くはまれば爆発的な利益を生み出せる手法でもあります。