FXは投資かギャンブルか?

FXはギャンブルなんかじゃない!

FXはギャンブルではありません。

投資の一種です。

ですが、昔からFXで全財産を溶かしたり、多額の借金を抱えたりした話というのはニュースなどでたまに耳にするかと思います。

  • FXって、結局はギャンブルでしょ?
  • パチンコや競馬と一緒じゃないの?
  • 大負けしたとか、借金とかって怖い話を聞くけど…

FXなど、投資にあまりなじみのない人からのイメージは良くないものが多いかもしれません。

FXはギャンブル?それとも投資?

ギャンブルとは、偶然によって勝敗が左右される勝負事に対し、金銭等を賭けるもののことを指します。

競馬宝くじパチンコといったものが具体的にはあげられます。

なお、ギャンブルに参加した人のごく一部は利益を上げることができますが、基本的には大部分の人が損をするようにできています。

勝ったときに受け取る金額は、掛け金の総額から主催者が運営費を差し引いた後の金額であり、確率論で考えると賭けを続けていくと必ず損になります。

宝くじの種類 当たる確率
年末ジャンボ(1等7億円) 1/20,000,000
ロト6(1等約2億円) 1/6,096,454
ナンバーズ4(ストレート約100万円) 1/10,000
totoBIG(10億円/キャリーオーバー含) 1/4,782,969
BIG1000(約1000万円) 1/177,147
miniBIG(約100万円) 1/19,683



FXも資金を投入することによって、その資金を増やすシステムとなっているのは同じです。

ギャンブルとの違い

FXとギャンブルってどう違う?のかと言えば、大きくは2点です。

  1. ギャンブルは、胴元が稼げる仕組みがある
  2. FXは、ギャンブルのような運任せではない

ギャンブルは、胴元が稼げる仕組みがある

ギャンブルには主催者がいます。そして、主催者である胴元が必ず利益を得られる仕組みになっています。

日本におけるギャンブル(競馬・競輪・競艇・オートレース・宝くじ・サッカーくじ(toto))などにはきちんと還元率が決められています。

還元率
競馬 約75%
競艇 約75%
競輪 約75%
オートレース 約75%
パチンコ 約80~90%
宝くじ 約46%
サッカーくじ(toto) 約50%

「還元率」とは、主催者が得た総売上から運営費を引いて参加者に返す金額の割合のことです。

つまり、カジノや競馬と言ったギャンブルは絶対に胴元が勝つ仕組みになっているのです。

FXとギャンブルの決定的な違いは「期待値を自らコントロールすることが可能かどうか」の差です。FXには主催者側が勝つ、といった仕組みはありません。

FXは、ギャンブルのような運任せではない

ギャンブルの予想はほとんど「勘」に頼った運任せです。とくに確固たる根拠があるわけではありません。

FXの場合、予想はするものの、その予想にはチャートファンダメンタルズの分析にもとづいた根拠があります。相場の動向を見ながら、円安、円高の見通しを立て、必要なときはリスクヘッジも行います。

FXが「ギャンブル」と勘違いされる理由

FXが「ギャンブル」と勘違いされ、一緒にされてしまう理由としては、

  1. レバレッジで大きな金額を取引できる
  2. 為替の勉強をしないと予測が難しい
  3. 日本人の9割は負けている

といったことが考えられます。

かつては少額の資金で何百倍といった高いレバレッジを使って大金をかけられました。その中で、大きな損失を出して借金を抱える人も出てくるなど、FXで損失を被る人が多かったことから「FXはギャンブル性が高い」というイメージが定着してしまった可能性が考えられます。

また、FXは不動産のようなモノではないため、4.実態のないものに投資する(賭ける)という部分も大きいかと思います。

FXとギャンブルは、「成功すればお金が増える」「失敗すればお金が減る」という共通点があり、どちらもやってみなければ「結果がわからない」というのは共通しています。

バイナリーオプションの賭博性は高い

特にギャンブルと混同されがちなのが、バイナリーオプションです。

バイナリーオプションのバイナリーとは「二進法」の意味。特定の日時で相場のレートが「上昇する」か「下落する」かを二者択一で予測し、取引する金融商品がバイナリーオプションです。

この二者択一という方式が、サイコロ丁半博打のような運任せの手法と混同されてしまい、ギャンブル性、賭博性の強いものとされてきました。

このバイナリーオプションについては、当初は取引開始から数分~数時間後のレートが上がるか下がるかを予想するものでしたが、投機性が高いということで金融庁より規制がかかりました。

これによって国内バイナリーオプションは終了となり、現在では海外FXでもバイナリーオプションを取り扱っているのはわずかとなっています。

FXがギャンブルトレードになってしまう理由

FXとギャンブルは本質的には違うものであるにも関わらず、ギャンブルトレードになってしまう可能性は否定できません。

それは、少ない元手で簡単に儲かるという誤解から

  • きちんとした分析を行なわず感情的な取引をしている
  • ルールを決めずに取引する(ルールを持たない、または守らない)

FXを甘く見て、ギャンブルのようにトレードするトレーダーが少なくないという現実があります。

依存症に注意

FXは、平日であれば24時間、ずっと相場が動いています。そのため、取引しようと思えば、基本的にはいつでも取引できます。

ギャンブルの場合、ギャンブルをせずにはいられない「ギャンブル依存症」になってしまう人がいますが、FXについてもポジポジ病や依存症に近い状態になってしまう人がいます。

取引画面をずっと見続け、取引のチャンスを見逃さないようにしないと気が済まない「FX依存症」みたいな状態になってしまう人もいるので、注意が必要です。

自分にとって利益を出しやすい時間を見つけ、その時間に取引することが大切です。

ギャンブル依存症について

ギャンブル依存症とは、パチンコやパチスロ、公営競技(競馬・競輪・競艇・オートレース)、くじ(宝くじ・スポーツくじ)のようなギャンブル(賭け事)に過度にのめりこむことで自分をコントロールできなくなり、結果として家族や周囲の人たちを傷つけ、社会生活が送れなくなってしまう状態を言います。

厚生労働省研究班が2017年に発表した調査結果によれば、国内のギャンブル依存症患者(病的ギャンブラー)はおよそ283万人(国民の2.7%)と言われています。

これは他の先進国の倍以上の数字となっており、ギャンブルが禁止されているはずの日本で、
これほどギャンブル依存症の患者が多いとは驚きです。

日本におけるギャンブル依存症患者のほとんどはパチンコパチスロへの依存と言われています。

ギャンブルで仕事に支障をきたすようになったり、家庭生活に深刻な影響を与えたり、ギャンブルによる借金がかさんだりと問題はさまざまです。なかには公金を横領するなど犯罪に手を染めるケースもあります。

ギャンブルなどの強い刺激に触れると、脳内ではドーパミンが分泌され、脳の報酬系部分が異常に活性化されます。

ギャンブル依存症になっている本人は自覚がないことも多いようです。特効薬はなく、進行性で不治の病と言われるぐらい自然治癒が非常に困難な病気です。

ギャンブルの行為や過程に心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になってしまいます。

FXをギャンブルにしない

FXは投資商品であって、ギャンブルの類ではありません。

あくまでも、

投資(Investment)
=価値を生み出すモノや事業にお金を投じて、その成長からリターン(利益)を得る行為

です。

しかし、世の中には、FXをギャンブルとして取引している方がいるのも事実です。

あなたは「投資」がしたいのか「ギャンブル」がしたいのか、どっちでしょうか。

FXの負け組トレーダーがおこなっているのはギャンブル

FXで負けている多くの人は、ギャンブルトレードの人たちです。

ギャンブルのように運任せで取引してる人たちがいるので、「FXはギャンブルだ」と言われてしまうのです。

本来FXは、為替レートや為替に関わる情報などを分析して、今後の為替レートを予測し売買するものです。ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析を通して取引するのがFXです。

FXで勝つためには、きちんと分析をして取引を行う必要があります。

FXで勝てないという方や、負け続けているというトレーダーはそろそろギャンブルではなく、投資としてのFXを始めてみませんか。

FXは「投資」である

FX=ギャンブルは間違い。FXにギャンブルの要素があるのは事実ですが、正しく運用すれば投資になります。

FXは予測を立てた「投資」
ギャンブルは「賭け」

FXをギャンブルにしてしまう原因の一つに圧倒的な知識不足があります。トレーダー自身が、FXのことをよく分かっていないから、直感に頼ってギャンブル的な取引をしてしまうというわけです。

大切なのは正しい知識を学び、FXを投資として取引すること。
FXは、一攫千金を狙ったものではありません。

投資と考える人は、チャートを分析し、経済のニュースに耳を傾け、
自分なりの方法で勝率をUPさせる努力をしています。

自動売買に頼るのも一つの手段ですが、FXの勝ち組となるためには、やはり知識や経験が必須です。

  1. FXは投資であるという認識を持つ
  2. 無理のない利益目標を決める
  3. 資金計画を立てる
  4. トレードルールをしっかり決める、順守する
  5. 相場の悪い時に取引しない(四六時中取引をしない)

きちんとした根拠に基づいた取引、しっかりトレードルールを守って取引していくことが大切です。