
FXでどん底から復活した日本のパリス・ヒルトンの攻略法
アメリカのセレブ、パリス・ヒルトンさんをモデルとしたのかは不明ですが、
日本のパリス昼豚さんによる情報商材です。
パリス昼豚の5万円FXは、どん底OLが奇跡の生還「パリス昼豚」流FXサバイバル術との副題が付けられています。まさに、FXデイトレサバイバー「パリス昼豚」さんが実際の体験をもとに作られたものです。
ですから、これは机上の理論の話などではありません。
一度はどん底まで落ち、さまよい続けた2年間を過ごした後
5万円から再スタートして、月の手取り100万円を1年かからずに実現したという
経験から導かれたひとつのFX攻略法です。
ですので、FXでの失敗談や成功体験の中から学んだやるべきこと、注意すべきこと等が
具体的にまとめられているというのが一番の魅力です。
まず最初に、公式サイトでも触れられていますが、
5つのステップというのが紹介されています。
- 常識を疑え!
- 自分のスタイルが肝心!
- 現実的な目標を設定する
- 勝ち負けは二の次!ひたすらトレード・スキルUP
- 迷わずにやり続けよう!結果は後からついてくる
似顔絵のゆるいイメージとは違い、中身をみれば
この「5万円FX」は真面目に考えて作られた、真っ当な教材だということがすぐに分かると思います。
パリス昼豚の5万円FX(手法など)
パリス昼豚の5万円FXでは、基礎から応用まで一通りのことを学ぶことができます。
手法はもちろんのこと、資金管理やメンタルまで丁寧な解説があります。
マニュアルはPDF版のほかに冊子版も用意されています。
図解チャート入りで丁寧な解説があり、
女性らしい、優しく語りかける口調で書かれているのが好感がもてます。
肝心の手法は、と言うと
パリス昼豚流のトレードは完全裁量トレードです。
順張り(トレンドフォロー)が基本となり、オーソドックスなテクニカル指標のみ使います。
移動平均線やトレンドライン、サポートラインを使ったシンプルな手法です。
推奨通貨ペアは、ユーロドル。
日足、1時間足で方向性をチェックしながら、5分足でのトレードがメインです。
リミットは15pipsで、ロスカットは最大20pips。
トレード時間帯は、午後~深夜(できればボラが高い時間帯)となっています。
なお、1日のトレード時間上限は3時間と決められています。
自分なりの目標を設定する
本当に稼いでいるトレーダーというのは、自分なりのルールやトレードスタイルというものを必ず持っているものです。しかも、ルールに沿って、狙ったポイントしかトレードしない、これが特徴です。
もし、まだ持っていないのであれば、自分なりの目標というのを見つけて、作成していく必要があります。
下記は、パリス昼豚さんが考えたものです。
作者の昼豚さんは損小利大のトレードに疑問を感じたので、損小利小(大きく勝つより、負けを減らす)という手法でいくことを決めました。具体的には、1日の目標20~30pipsの利益獲得としています。
1日20~30pipsというのは、一見少ないようにも感じますが、ルール通り確実に成果をあげていけば、
1か月で500~600pipsとなります。そんなバカにできる数字ではありません。
ちなみに、これは冒頭の「5つのステップ」で言えば、1~3の段階です。
- 常識を疑え!
- 自分のスタイルが肝心!
- 現実的な目標を設定する
3.については、月の手取り100万・50万・30万・10万を目指す4コースそれぞれの計画表というのが提案されています。
デモトレードを重視
この5万円FXでは、リアルトレードへ入る前のデモトレードを重視しています。
4.勝ち負けはともかく、ひたすらトレード・スキルUPを図る
5.迷わずにやり続けよう!結果は後からついてくる
というのを実現するために、デモトレードの期間は3か月を推奨しています。
自分のトレードスタイルや手法・ルールを明確に作成し、
それを検証してトータルでプラスにできるかどうか、しっかり確認します。
そして投資法に関することだけでなく、自分の心理状態から行動パターンまで把握します。
また冷静になってトレードを行い、決めたルールをきちんと守り実行できているかどうか確認を行います。
こうして、デモトレードでしっかり練習・訓練をして準備も万全に整った、となって
ようやく実践に移ることができるのです。
もしかしたら、3か月では短いかもしれません。
トレード記録(トレードノート)をつけよう!
トレードの成果を早く上げるためには、トレード記録(トレードノート)をつけるのが効果的です。
トレード記録を残す理由は、主に3点あります。
- 勝ちパターンを知る
- 通貨ペアの動きの特徴を掴む
- トレードルールを守り、感情をコントロールする
この3つがトレードノートをつけて、トレードを記録しておく理由です。
記録をつけることでトレードの振り返りができるだけでなく、
自分のトレードの癖というものが見えてくるので、反省や改善点を見つけ出すことができます。
なおトレードノートは、具体的には
- 日付
- 通貨ペア名
- 売りか買いか
- エントリーの時間と価格、エントリーした理由
- エグジットの時間と価格、エグジットの理由
- 損益(金額やpips)
- 勝敗
- 反省点(損失をきちんと回避できたか?利益をしっかりと伸ばせたか?…)
- その他(保有時間や勝敗など)
といったものを記録しておきます。
数値のデータばかりでなく、「エントリーした理由」「決済の理由」を記載することで、色々な発見をすることが出来ます。
また視覚的に“イメージ”でわかりやすいように、トレードしたチャートをキャプチャ画像で保存したり、紙に印刷しておくのがおすすめです。
さらに、反省点の項目にはメンタルのことを書いておくことも重要です。トレード結果などは見れば確認することができますが、トレード中のメンタルの状態というのはトレード結果を見ただけではわかりません。
なぜそこでエントリーしたのか、なぜ損切りができなかったのか、成功や失敗の心理状況を分析することは、自分のトレードスタイルの改善や向上に繋げることができます。
そして、過去の取引をまとめてみると、同じようなエントリーや決済をしていることが分かると思います。それがあなたが考えるトレードスタイルとなってきます。
この作業はハッキリ言って、全然おもしろくありません。
ただ後から、同じ間違いを繰り返さないためには必要なことです。毎回、記録をつけ、感情や感覚に頼った『なんとなく』のトレードを減らすことによって、無駄な失敗を減らすことができるようになってきます。
継続して記録をつけていくことはなかなか簡単なことではありませんが、
毎日の地道な作業が、将来きっと役立つことでしょう。
自分のFXトレードを振り返って反省しない人は、いつまでたっても上達することはありません。ですので、トレード記録をしっかりとノートに付けて、記録しておくことをお勧めします。
エクセルやアプリ、紙のトレードノートなど形式は何でも構いません。
自分に合ったトレードノートのつけ方を見つけてみてください。
買って損はないFXトレード情報
ストレスを感じずにFXをやりたい人にとっては、買って損のない情報だと思います。ただし、買うだけで勝てるというのはありえません。
「パリス昼豚の5万円FX」は2010年4月発売なので、若干古さを感じる部分はあります。
商材の中で紹介されているFX会社がなくなっていたり、計算表がレバレッジ規制前の数字だったり、という古さを隠せないところが一部あるものの、大筋の内容に変わりはありません。
どちらかと言えば、手法うんぬんより、パリス昼豚さんのトレードに対する考え方というのを第一に学んでほしい感じがします。
ですのでトレード経験が多少ある初心者の時期に、とても参考になる内容だと思います。
「自分にあったトレード方法を磨く」ことの重要性に私自身気づかされたのが、
このパリス昼豚の5万円FXです。
トレーダーとして成長するために今何をすればよいのか、多くの気づきを与えてくれるような教材です。
◎実践された方の評価や感想(体験談や喜びの声)など、公式サイトでご確認下さい。
5万円FXのやり方は、今でも通用するのか?
発売から丸7年以上が経ち、5万円FXのやり方は、今でも通用するのか?と心配する方もいるでしょうが・・・大丈夫です。安心してください。
この件に関しては、本人がブログの記事として回答されています。
5万円FX 2017年でも通用するか (FXデイトレ・サバイバー、2017/10/12)
>> http://fxceleb.blog60.fc2.com/blog-entry-809.html
使う人の判断次第ながら、パリス昼豚さんとしては、ユーロドルの相場が急変でもしない限り、今のところは十分通用するという旨の発言をしています。