
アドバンスドホーミングFXで相場観を正しく身につける
相場観とは、小さな流れを見ずに大局を大事にするものです。
「アドバンスドホーミングFX」では相場観を身につけるために、必ずしも経済ニュースを見る必要はない、というようなことを言っています。
これまでに、その人が経験した成功や失敗、反省といったものが積み重なって「相場観」となります。
- 今、買いと売りのどちらの地合いが強いのか
- 相場の強弱(売買)を見極める
長年の経験と勘、チャートを読む相場観を元に、この先の相場は上昇するか、下降するかを判断していく…
勝てるトレーダーは、『勘』だけでも勝てるのです。
「チャートを5年も毎日見ていれば、
誰だって上がるか下がるかわかるようになって、勝てます。」
最後は自分を信じることが大切になってくるのかもしれません。
相場分析(環境認識)のやり方
相場分析(環境認識)のやり方としては、相場の全体の流れがどうなっているかを
把握することが重要です。
相場のトレンドを掴み、節目となっている価格をある程度把握します。そのうえで、高い勝率が期待できるトレードプランやシナリオを立てていきます。
- 長期足チャートで、トレンド状況を確認する
- 長期足チャートで、レジスタンスサポートラインを引く
- 長期足チャートで、チャートパターンが出現していないかを確認する
- 短期足チャートで、トレンド状況を確認する
- 短期足チャートで、チャートパターンが出現していないかを確認する
- トレードプランを描く
- トレードルールに沿って、トレードしていく
相場を見る時は、常に上位の時間軸から下位の時間軸を見て、相場の流れを判断します。
なぜなら下位の短い時間軸は、上位の長い時間軸に飲み込まれやすいという傾向があるからです。
分析が終わったら、アドバンスドホーミングFXでは、相場状況を6つに分類します。
- レンジ相場(安定)
- レンジ相場(不安定)
- トレンド相場(安定)
- トレンド相場(不安定)
- トレンド転換相場(安定)
- トレンド転換相場(不安定)
それぞれの相場が「安定」的であるのか「不安定」であるのかを評価しているのが、
アドバンスドホーミングの特徴です。
環境認識(マルチタイムフレーム分析)がなぜ、重要なのか?
環境認識(マルチタイムフレーム分析)がなぜ、重要なのか?と言えば、相場状況を把握したうえでトレードルールに基づいたトレードすることで、より高い精度のトレードをしていくことが可能となるからです。
デイトレやスキャルピングなどをする際に、単一の短い時間足だけでトレードすると、どうしてもダマシに引っかかる確率が高くなってしまいます。
そこで、マルチタイムフレーム分析で上位時間足のトレンド状況やチャートポイントを確認して
相場の大局の流れをつかんでおくことが、長期的に相場で勝ち続けるためには重要なこととなってきます。
ギャンブルトレードをしないために、必要なのが環境認識(マルチタイムフレーム分析)です。
なお、優位性のあるロジックをいくら入手しても、いつまで経っても勝てない理由の一つとして、
この環境認識が出来ていないことが原因となっていることが多くあります。
相場の環境認識能力をアップする
相場の先を読む感覚を養うには、環境認識能力を向上させる必要があります。
環境認識を行うには、主に2つの技術が必要です。
- 相場環境を見極める技術(今は上昇トレンドか、下降トレンドか、レンジか)
- どちらが有利(優勢)なのか総合的に判断し、エントリー方向を決める技術
(買い有利なのか、売り有利なのか)
この相場の環境認識能力が高くなれば、
どんなトレード手法でもわりと簡単に使いこなすことができるようになります。
相場の環境認識さえしっかりできれば、
1つのトレード手法が機能しやすいのはどんな相場か、機能しにくいのはどんな相場か、ということがすぐに判断できるようになるからです。
ただし、相場の分析方法にはいろいろあって、これが正解というのはありません。自分のトレードスタイルにあった環境認識や相場分析のやり方を見つけていく、というのが大切です。
また無理に根拠を見つけようとしないことも大切なことです。(見つからないようであれば、見つからないでOKです。)
「FXで勝てる」確率を上げるフィボナッチの使い方
アドバンスド・ホーミングFXのテキストには「FXで勝てる」確率を上げるフィボナッチの使い方が解説されています。
- フィボナッチリトーレスメント・・利食いの1つの目安として参考になる
- フィボナッチタイムゾーン・・・・あと、どれくらい上げ続けるのか?どれくらい下げ続けるのか? トレンドの持続時間を予測することが可能
どちらもこれまで、あまり馴染みがなかった指標なのですが、リアル相場で有効に使えるのであれば、もっと早く知りたかったというのが、率直な感想です。
なおフィボナッチタイムゾーンに関しては上級者用となっているので、使わなくてもトレードは可能です。
(フィボナッチについては、FX初心者にやさしい「フィボナッチ数列」の記事にまとめてありますので、こちらも参考にしてみてください。)
自分なりのトレードプランを考える
環境認識がきちんと出来るようになって、はじめて自分なりのトレードプランやシナリオを作成することができるようになります。
シナリオを作るために必要な相場観が身につくと、根拠をもったエントリーが可能になるというわけです。
トレンド相場・・・買われているものを買い、売られているものを売る
レンジ相場 ・・・高い位置で売って、安い位置で買う
それぞれの相場環境に合わせた、優位性のある手法を選択することで勝つことができます。
つまり、手法と相場環境というのはセットで考えるべきものなのです。
見方を変えれば、正しい相場観を身につけなければ、
いつまでたっても勝率は上がらないということでもあります。
FX初心者が勘違いしやすい間違い
相場経験の浅いFX初心者が勘違いしやすいことのなかに、1つの手法で勝ち続けることが出来ると思っている、というのがあります。
しかし、実際はそんなことはなく相場環境に合わせて、使える手法が変わってきます。
トレンド相場とレンジ相場では、トレードの仕方が変わってくるのです。
- トレンドだと環境認識すれば、トレンドの手法を使う
- レンジだと環境認識すれば、レンジの手法を使う
- どちらとも判断できなければ休む(トレードしない)
手法が勝たせてくれるわけではありませんが、
もしすべてに対応しようと思ったら、相場にあわせて手法を使い分けていく必要があります。
ですが、そんな万能なトレーダーというのは、ほとんどいません。
現実的には、自分が得意とする手法が使える相場が来るのをじっと「待つ」というスタンスになります。
相場を監視しながら、自分が勝てる相場(チャートパターン)が来るのを待って、
いざそのチャンスがきたらタイミングよくトレードするのが一番勝てる可能性が高いのです。
手法が相場より先にくることはありません。
あくまでも、相場があって、それに合わせた手法が存在します。
「休むも相場」-自分の分かるところだけ、トレードする
相場の世界で生き残り、稼ぎ続けるためには、
今がトレンドなのか、レンジなのか相場状況の判断は不可欠です。
押し目買いをするなら、
トレンド相場を選んでトレードをする。
レンジ相場は無理にトレードせず休む。
そして、またトレンドが出ればトレードする。
相場分析をして環境認識ができるようになると、こうした取引を自由自在に行えるようになります。
「休むも相場」という格言もあります。
アドバンスドホーミングFXには全部で7つの手法が用意されていますが、すべてを使ってトレードする必要はありません。
自分の不利な環境や分からない環境でのトレードはしないというのもひとつの立派な勝つための方法です。
◎実践された方の評価や感想(体験談や喜びの声)など、公式サイトでご確認下さい。