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「信用売り(ショート)」を使いこなす:下落相場でも利益を狙う方法

海外FXを始めたばかりのトレーダーの多くは、「値上がりしたら利益が出る」という発想に慣れています。しかし、為替相場の世界では「上がる」だけでなく「下がる」局面でも利益を狙うことが可能です。そのカギとなるのが「信用売り(ショート)」という取引手法です。
今回は、海外FXの魅力のひとつであるショート戦略について、初心者にもわかりやすく丁寧に解説していきます。

信用売り(ショート)とは何か

「信用売り(ショート)」とは、値下がりを見込んで通貨を先に売り、後で安く買い戻すことで差益を得る取引のことを指します。通常の買い注文(ロング)は、価格が上昇すれば利益となりますが、ショートはその逆で、価格が下落すれば利益になります。たとえば、1ドル=150円のときにドルを売り、1ドル=148円になったタイミングで買い戻せば、2円分の利益を得ることができるという仕組みです。

海外FXでは、取引口座に実際のドルや円を保有していなくても、証拠金を担保として「売り」から取引を始めることができます。これにより、上昇相場・下落相場のどちらでもチャンスを狙うことができる点が、海外FXの大きな魅力のひとつです。

海外FXでショート取引を行うメリット

国内FXに比べ、海外FXではレバレッジの自由度が高く、少額の資金でも大きな取引が可能です。たとえば、レバレッジ500倍の海外FX口座を利用すれば、1万円の証拠金で500万円分の取引を行うことができます。これにより、ショートポジションでも効率的に利益を狙うことができます。

また、海外FXの多くはNDD方式(No Dealing Desk)を採用しており、取引の透明性が高く、売り・買いどちらの注文でも公平に約定します。国内FXでは、業者によっては相場急変時にショートポジションの約定が遅れる場合がありますが、海外FXではそうした制限が少ないのも魅力です。

さらに、海外FXではスワップポイント(通貨ペア間の金利差に基づく利益・損失)もダイナミックに変化するため、短期的な下落トレンドを狙ったショートトレードでは、効率よく利益を積み上げることが可能です。

ショート戦略の基本的な考え方

ショート取引を成功させるには、まず「下落の兆候」を見極めることが重要です。多くの初心者は「安くなってきたから買い」という発想を持ちますが、トレンドが明確に下方向へ動いているときには、むしろ「売り」から入るのが理にかなっています。

例えば、米ドル/円のチャートが長期的な上昇トレンドから転換し、移動平均線を下抜けた場合、それはショートの好機となる可能性があります。また、経済指標の結果が予想を下回ったり、中央銀行の金利政策に変化があったりすると、為替市場は敏感に反応して急落することがあります。こうしたタイミングを逃さず捉えることが、ショート戦略で利益を上げるためのコツです。

テクニカル分析で下落トレンドを見極める

ショートを仕掛ける際は、テクニカル分析が欠かせません。特に有効なのが「トレンドライン」と「移動平均線」、そして「RSI(相対力指数)」です。

チャート上で明確な高値切り下げ・安値更新が続いているときは、下降トレンドのサインです。移動平均線では短期線が長期線を下抜ける「デッドクロス」が発生したタイミングが、ショートのエントリーポイントになりやすいでしょう。また、RSIが70を超えてから下がり始めると「買われすぎ」からの反転を示唆することがあり、ショートの判断材料として有効です。

海外FXではMT4やMT5といった高性能な取引ツールが無料で提供されており、こうしたテクニカル分析を簡単に行える環境が整っています。口座開設を行えば、実際のチャートを見ながらリアルタイムでシミュレーションできる点も、海外FXの魅力といえます。

損切りと資金管理の重要性

ショート戦略は利益を狙いやすい一方で、相場が予想と逆方向に動いた場合には損失も発生します。特に、下落トレンドが一時的な調整で終わるケースでは、安易な売りが逆行するリスクがあります。そのため、損切りラインを明確に設定することが非常に重要です。

海外FXではレバレッジが高い分、少額の値動きでも大きな損益が発生します。資金管理を怠ると、証拠金維持率が急速に低下し、強制ロスカット(強制決済)が発動する危険があります。1回の取引で資金の5〜10%以上を失わないよう、ポジションサイズを適切にコントロールすることが大切です。

海外FX口座開設でショート取引を始める手順

海外FXでショート取引を行うためには、まず信頼できるブローカーで口座を開設する必要があります。
口座開設の流れはおおむね以下のようになります。

1. 海外FX業者の公式サイトから新規口座開設フォームにアクセスする。
2. 氏名・住所・メールアドレスなどを入力し、本人確認書類(パスポートや運転免許証など)をアップロードする。
3. 本人確認が完了すると、取引口座情報(ログインID・パスワード)がメールで届く。
4. MT4またはMT5の取引プラットフォームをインストールし、発行されたログイン情報でログインする。
5. 取引通貨ペアを選択し、売り注文(ショートポジション)を発注する。

この流れさえ理解してしまえば、海外FXでショート取引を始めるのは非常にシンプルです。国内口座よりも自由度が高く、ハイレバレッジで効率的に資金を運用できる点が大きな魅力となっています。

まとめ:下落相場をチャンスに変えるのがショートの本質

「上がると儲かる、下がると損をする」という常識は、現物取引の世界だけの話です。海外FXのようなレバレッジ取引では、「下がるほど儲かる」という逆転の発想が成り立ちます。つまり、上昇相場でも下落相場でも、どちらでも利益を狙うことができるのです。

ショート取引を使いこなすことは、トレーダーとしての視野を大きく広げることに繋がります。チャートの動きを冷静に観察し、適切なタイミングでエントリーと決済を行うことで、下落トレンドを味方につけることができるでしょう。
もしまだ海外FXの口座をお持ちでない場合は、まずは信頼できる業者で口座開設を行い、デモ口座でショート取引の感覚をつかんでみることをおすすめします。
上昇だけでなく下落もチャンスに変える――それが、真のトレーダーへの第一歩です。

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