トレンド相場でトレードする方法
トレンド相場でトレードするには
チャートを見た際に、どちらか一方のトレンドが発生していることを認識できれば、その相場において取引を行うことは、さほど難しくありません。
上昇トレンドであれば、トレンドに合わせて取引をする必要があるため、買いの機会を探します。
また、下降トレンドであれば売りの機会を探すことになります。
ここで問題は「エントリーする際、適したタイミングはいつか?」ということです。
トレンド相場は2つの特徴的な動きがある
1、トレンドの最初に起こる「衝動的な動き」と呼ばれるもの
2、初動が起こった後に生じる「戻しの動き」(リトレースメントということもあります)
と呼ばれるこの2つがあります。
上昇トレンドの例
「エントリーする最適なタイミングはいつか?」と考えた時、まず、価格が急上昇し始めた際に購入ポジションを取り、次に価格が戻り動きを示し始めたときに売却し、利益を確定させることかと思います。
絶対に避けるべきなのは、価格が戻り動きを始めたときにエントリーポジションを取ることです。
これにより、ストップロスで損失を被る可能性を軽減できると考えられます。
下降トレンドの例
この図は市場が下降トレンドにあることを示しています。
全ての動きが上昇トレンドの逆方向になっていることは明らかです。
したがって、売りポジションを取るのは、動きが急降下する初めの段階で行うのが良い判断かと思います。
下降トレンドも上昇トレンドと同じで、2の動きが始まった際にエントリーをすることは避けたほうがいいでしょう。
後書き
この時点で理解が深まった方、少しお待ちください。
衝動的な動き(1の始まり)をどのように見極めてエントリーするか?また、適切なタイミングでエントリーできても、リトレースメントと呼ばれる戻しの動きに気をとられないようにする方法は何か?
次の記事では、それらの方法について解説してみたいと思います。
お楽しみに。