レンジ相場は非常にわかりやすく、横ばいの相場と呼ばれることがあります。
これは中立的な性質を持ち、水平方向（右側）へ流れているように見えることが特徴です。

相場が高値を連続して更新している場合は、市場は上昇トレンドであるといえますが、レンジ相場は連続して高値を更新しなくなり、一定の位置で高値や安値が止まってしまう状態で、下記の図のように買い手と売り手が価格を一進一退させながら、支持線と抵抗線の間を往復します。

トレンド相場とレンジ相場の違いは、非常にわかりやすいかと思います。

2種類のトレンド相場とレンジ相場の違いを確認すると、

このようになります。

トレンド相場とレンジ相場、この2つの違いを理解することで、適切な相場の環境下で最適なプライスアクションを利用する戦略を使うことができます。

次回のコラムからはトレンド相場やレンジ相場で取引するための、戦術や戦略を詳しく説明していきます。
もし、この２パターンの相場の区別がつかない場合は、プライスアクション戦略の使い方がわからなくなってしまうため、再度前の記事に戻って、理解をするまでは無理に進まないようにしましょう。