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マルチタイムフレームについて

プライスアクショントレーダーとして主に使用するタイムフレームは、1H、4H、そして日足です。
プライスアクションはより大きな時間軸で機能することを覚えておきましょう。

勝率の高いプライスアクショントレーダーに、1つの時間軸に固執してチャートを分析している人はいません。
大きな時間軸で全体像を把握してから、小さな時間軸に切り替えて、買いか売りかの相場の流れを読み取ることは非常に大切です。

もし、あなたが5分足でピンバーやエンゴルフィンバー等のプライスアクションを利用して取引しようとしたなら、ノイズが多いために損失を生み出しやすくなるでしょう。
相場は買い手と売り手の激しい戦いによって多くの騙しを生成し、小さな時間軸ではその騙しが多く潜んでいることが理由として挙げられます。

例を1つ挙げましょう。

あなたが4時間足のチャートで取引したいなと思ったのであれば、ます週足チャートを見て、次に日足チャートを見なければなりません。
週足と日足の分析が4時間足と一致していれば、取引しても良さそうだという判断をすることになります。

最も重要なサポートとレジスタンス

これらは相場のターニングポイントを示しており、週足チャートでしっかりと識別できれば、価格が4時間足チャートの節目のレベルに近づいたとき今後の値動きがどちらに動き、何が起こるかを予測することができます。

このようにして市場から得られるシグナルで買うか、売るか、あるいは無視するかを決めることができるようになります。

週次分析

週次分析は、相場が上昇または下降のどちらの傾向にあるか、はたまたレンジ相場なのか、チョッピー相場なのかを見極めることができる分析方法です。
一般的には、大口投資家が何を考えているのかを知ることができると言われており、下記のプライスアクション戦略を用いることで、彼らが考えていることを理解し収益に繋げることができます。

プライスアクション戦略

直近のローソク足

週足チャートの直近(前週)ローソク足が重要です。
前週のローソク足は今週何が起こるかという、将来の貴重な情報を提供してくれます。
週足チャートでポイントを確認したら、今度は日足や4Hのチャートに移り、下記の情報を集めてみましょう。

市場の状態

4時間足で上昇トレンドなのか下降トレンドなのか、レンジ相場なのか、チョッピー相場なのか。

4時間または日足で最も重要な価格帯はどこか

これはサポートとレジスタンス、トレンドラインなどです。

プライスアクションは何があるか

買いまたは売りのシグナルとなるローソク足のパターンです。
これはピンバー、エンゴルフィンバー、インサイドバーなどです。

次回はトップダウン分析について解説してみます。
お楽しみに。

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