「レジスタンス（抵抗線）」
レジスタンス（抵抗線）
レジスタンス（抵抗線）とは
レジスタンス（抵抗線）は、為替相場が上昇しているときに、価格が一旦上昇を止めると予測される水準を指します。
つまり、相場が上がり続ける中で「これ以上は上がりにくい」と考えられるポイントです。
レジスタンスは、多くのトレーダーが「そろそろ売り時」と判断するため、売り注文が増えて価格の上昇が鈍化しやすいです。
レジスタンスラインの引き方
チャート上でレジスタンスラインを引く際には、過去の高値を基準にします。
具体的には、ローソク足の「高値」と「高値」を結んだ線がレジスタンスラインとなります。
ローソク足は価格の動きを示すグラフで、その中で実体部分（開値から終値までの間）やヒゲ（最も高かった価格や最も低かった価格）を使ってラインを引きます。
例えば、ある一定期間で最も高かったポイント（高値）をいくつか見つけ、それを直線で結ぶだけで簡単にレジスタンスラインが引けます。
レジスタンスラインの役割
レジスタンスラインに似た言葉に「サポートライン（支持線）」があります。
これは、逆に下落している相場が一旦下げ止まり、再び上昇に転じると予測される水準を指します。
サポートラインは、過去の安値を結んで引かれ、価格がこのラインまで下がると「そろそろ買い時」と判断するトレーダーが増えて、買い注文が入りやすくなります。
サポートライン（支持線）とは
レジスタンスラインに似た言葉に「サポートライン（支持線）」があります。
これは、逆に下落している相場が一旦下げ止まり、再び上昇に転じると予測される水準を指します。
サポートラインは、過去の安値を結んで引かれ、価格がこのラインまで下がると「そろそろ買い時」と判断するトレーダーが増えて、買い注文が入りやすくなります。
レジスタンスラインとサポートラインの重要性
これらのラインは、単なる過去の価格の動きを表しているだけでなく、相場における需要と供給のバランスや、投資家たちの心理的な節目を示す指標でもあります。
例えば、レジスタンスライン付近では「これ以上上がらないかもしれない」と多くのトレーダーが思い、サポートライン付近では「これ以上は下がらないかもしれない」と考えます。
このように、レジスタンスラインやサポートラインはトレーダーの心理に大きな影響を与え、相場の転換点を示す重要な手がかりとなります。
まとめ
◾️レジスタンスラインは、上昇相場が一旦止まると考えられる水準。
◾️過去の高値を基にして引かれる。
◾️売りが増えて相場の上昇が止まる傾向が強い。
◾️サポートラインは、下落相場が一旦下げ止まると考えられる水準で、買いが増えて相場が反転することが多い。
◾️どちらも投資家心理に影響を与え、相場の転換点として機能する。
このように、レジスタンスラインやサポートラインはテクニカル分析の基本的な指標として、多くのトレーダーが活用している重要な要素です。