
「MACD(移動平均収束拡散)」
MACD(移動平均収束拡散)
MACD(移動平均収束拡散)とは
MACD(移動平均収束拡散)は、移動平均線の分析を発展させたテクニカル指標で、主に相場の勢いを確認し、売買のタイミングを見極めるために使われます。
MACD(移動平均収束拡散)の主な特徴
短期と中長期の2本の移動平均線を使います。
移動平均線には、直近の価格に重きを置いた指数平滑移動平均線(EMA)を採用します。
テクニカル分析の中でも、比較的信頼性が高いとされています。
売買シグナルやトレンドの方向を判断するのに有効です。
MACD(移動平均収束拡散)のシグナル
ゴールデンクロス:
MACDラインがシグナルラインを上抜けた場合、買いのシグナルとされます。
デッドクロス:
MACDラインがシグナルラインを下抜けた場合、売りのシグナルとなります。
MACD(移動平均収束拡散)の弱点
トレンドがない横ばい相場では、シグナルが「ダマシ」になることがあります。
短期の急激な値動きには対応しにくいです。
そのため、使用者は設定期間を短くするなど、自分に合った使い方を見つけることが重要です。