「ショートポジション」
ショートポジション
ショートポジションとは
売り(ショート)の建玉(ポジション)のことです。
ショートポジションの考え方
「ショートポジション」とは、ある資産の価格が将来的に下落することを期待して、売りから取引を始め、そのまま保有している状態を指します。
この投資戦略はロングポジションとは異なり、以下の2点で大きく異なります。
①:ショートポジションは売りから取引を始めます。
一般的な現物取引では所有していないものを売ることはできませんが、FX取引では差金決済が行われるため、所有していない通貨ペアを売ることが可能です。
②:価格の下落によって利益を得ることを目指します。
ショートポジションでは資産の価格が下落すると、その差額分の利益が生じます。
後でその通貨ペアを買い戻すことでポジションを決済し、利益を確定させる仕組みです。
このように、ショートポジションは価格の下落を利益に結びつける投資戦略であり、特に差金決済を利用するFX取引では重要な手法です。