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意外と知らない!?ローソク足の歴史

1654年に日本で始まった米取引が、ローソク足の起源となります。

当時の日本では、米は金や銀と同様に取引され、通貨よりも重要視されていました。
この米市場が日本を席巻する中で、1700年代初頭に現れた米商人、本間宗久は相場師の一人でした。

彼は相場に参加する際にプライスアクションを注意深く観察し、基本的な需要と供給の関係性を理解しました。
さらに、感情が価格にどのように影響するかも把握していました。
本間宗久は相場参加者の感情を追跡し、これが後にローソク足分析の基盤となったと考えられています。
そして、確立された取引手法は後に「ローソク足」として知られ、世界中に広まりました。

ただし、本間宗久によるこの手法は、1980年代に突如として銀行や金融機関の大規模な合併が発生するまで、西洋の世界では広く知られていませんでした。
この時代になって初めて、パーソナルコンピュータの普及も相まって、日本で誕生したローソク足の手法が西洋の人々にも広まることとなりました。

その後、英国では1989年ごろ、テクニカルアナリシス(TA)の責任者であるMichael Feeny氏を含むいくつかのアナリストが興味を抱くようになりました。
これは、ロンドンの住友での日常業務においてローソク足が使用され始めたことが契機となり、その手法が広く紹介されるようになりました。

1989年12月のフューチャーズ誌において、メリルリンチのテクニカルアナリストであったStive Nison氏が登場し、一連のローソク足反転パターンを紹介し、それらの予測力に関する論文を執筆しました。

その後、ローソク足は日本以外の国でもますます人気が高まり、最近ではほとんどのアナリストが採用する標準的なテンプレートとなっています。

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