「ツイーザー・トップ / ボトム」ローソク足のパターンを徹底解明!
毛抜き天井(ツイーザー・トップ)
ツイーザー・トップは2本のローソク足で構成され、1本目のローソク足は陽線となり、2本目が陰線にて形成されるパターンです。
このパターンは上昇トレンドで買い手の圧力が強く価格を押し上げる時に発生しやすく、買い手が価格を押し上げてまだまだ上昇するかと思いきや、急激に売り手の圧力が強まることで価格を下げ、市場の不安を煽ることでトレンド転換を起こし下降トレンドへと引き込みます。
毛抜き底(ツイーザー・ボトム)
ツイーザー・ボトムはツイーザー・トップの逆バージョンです。
同じように2本のローソク足で形成され、1本目のローソク足は陰線となり、2本目のローソク足が陽線にて形成されるパターンです。
このパターンは下降トレンドで売り手の圧力が強く、価格を押し上げるときに発生しやすとされ、特にサポートラインの近くで現れると、上昇トレンドへのトレンド転換が起こる可能性が高いことを示唆します。
そして双方に共通して言える特徴は、2本目のローソク足の終値が1本目のローソク足全体の45%以上、上回っているか、ほぼ同じ価格で終わることであるといえます。
上記の図は、下降トレンドで発生するツイーザー・ボトムを示しています。
初めは売り手の圧力が強く、市場価格を下方向に押し下げましたが、ツイーザー・ボトムが現れてからは上昇しています。
これは上昇トレンドへの反転シグナルであったことを示しています。
このパターンの日本語名はインパクトがありますが、イメージがしやすいかと思います。
しっかりと市場がどのように反応するのか、覚えておきましょう。
また、このパターンは他のインジケーター等と組み合わせることで優位性を高めることが可能です。