これまでは、プライスアクションの3つの重要な観点をコラムで紹介してきました。

１、複数の時間軸を用いてトレンドを見極める方法
２、サポートとレジスタンスの引き方・トレンドラインの引き方
３、さまざまなローソク足のパターン

これら3つの観点は、あらゆる金融市場で利益を上げるための重要な要素と言えるでしょう。
チャートを開いた際に上記の内容について、必ず答えられるようになった状態でトレードすることを心がけてください。

またチャートを開く際に、現時点では次のポイントについても答えられるようにしておく必要があります。

・相場はどのような状態か

トレンドなのかレンジなのか、それともチョッピー相場なのか？
トレンドが出ていれば、それが上昇トレンドなのか下降トレンドなのかを見極められるようにしましょう。
レンジ相場であれば、2つの境界線（サポートとレジスタンス）の間で水平に取引されていることがわかるかと思います。
チョッピー相場であればチャートを閉じて、無理なトレードを行わないようにしましょう。

市場で最も強力なレベルは何か？

市場が上昇または下降の傾向にある場合、レンジ相場である場合、最も重要なサポートとレジスタンスのレベルを見つけましょう。
これらのレベルは、市場で売買することができる最高のポイントとなります。

市場に参入する根拠となる最適なシグナルとは

市場に参入するのに根拠となる最適な削ぐなるは、トレードでエントリーするのに最適なタイミングを意味します。

今回の記事は、これから書いていくトレーディング戦術の前置きのようなお話しだったかと思います。
わかっている方には少し退屈だったかもしれませんね。

次回は上記を踏まえた上で、より詳しくピンバーパターン戦略について紹介してみます。
今までのコラムを読んでいない・まだよくわかっていないかも…という方は、ぜひ今までのコラムを読んでから次回のコラムを楽しみにしていただければと思います。