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リスクリワードの考え方

ここまでは収益性の高い相場環境を特定する方法を学んできましたが、その中でも全てにおいて共通することがあります。
それは「リスクとリターンの比率が低いプライスクションシグナルは無視すべきである」ということです。
高い収益率をもたらしてくれる環境認識が終わったのであれば、その後はリスクとリワードの比率が3:1以上であることを確認してください。
つまり、勝つための金額はリスクを負う金額の3倍以上でなければならないということです。

主要な需要と供給のゾーンはレンジ相場のなっており、最高のエントリー水準です。
需給のあるエリアでエンゴルフィンバーが形成された場合は最高のエントリーチャンスとなりますが、リスクとリワードを見て、ルールに沿った取引であることを再確認する必要があります。
取引を行う前にリスクとリワードの比率を計算する癖をつけましょう。

ケーススタディ

リスクとリワードが3:1の取引を10回行ったとします。
つまり勝てば600ドル、逆に負ければ200ドルの損失となります。
仮にあなたが7回負けて、3回だけ勝ったとします。
負けた7回のトレードは1400ドル、勝った3回のトレードは1800ドルになります。
7回のトレードでは負けていますが、総合的にはプラス400ドルです。
この例から、リスクマネジメントの大切がわかるかと思います。

エントリーとエグジットの戦略

エンゴルフィンバーパターンを発見した際に、トレードをするためのすべての条件が整っていたとしましょう。
プライスアクションのシグナルが形成されたらすぐに注文を出し、SLをローソク足の下に置きます。
チャートを見て次のサポートラインやレジスタンスラインを探します。
これが利益目標です。
次の図は参考例です。

参考例

ストップロスとテイクプロフィットを設定したら、後ほど自分が間違っていたか正しかったのかを確認します。
エントリーをしたら基本は放置です。
そうすることで感情に左右されることなく、トレードをすることができます。
相場が自分に不利な状況に陥れば気分は良くないでしょう。
しかしながらそれは普通です。
時間をかけて戦略を立て、戦術を当てはめてのエントリーです。
一時の感情で待てずに早期利確をしたり、損切をすることは、今まで立ててきた戦略や戦術を自らの手で壊すことになりますので、やめることをおすすめします。

トレードは1度きりではなく、繰り返しながら資金を増やしていくものです。

もしあなたが初心者であれば、1%以上のリスクは避けるべきです。
どんなに勝率が高そうな場合においても、1回で大きく資金を失うような賭け事はやめましょう。

参考までに「プロトレーダーは1回の取引で自己資本の2%以上のリスクを負わない」という研究結果があるということだけ、お伝えしておきます。

インサイドバーのローソク足パターン

多くのプロトレーダーが注目するインサイドバーのローソク足パターンというものがありますが、実際に活用できているトレーダーが少ないのが現状です。
スキルや知識をしっかりと身につけて、練習していきましょう。

インサイドバーのローソク足パターンとは何か

インサイドバーは2つのローソク足から形成され、1つ目のローソク足は母ローソク足と呼ばれ、実態が大きなもの、2つ目は実態が小さく捨て子線と呼ばれており、それは母ローソク足の内側に位置しています。

一例
一例

上記の図はトップとボトムのインサイドバーを示しています。
2本目の小さなローソク足が1本目のバーに完全に含まれているのが見て取れるかと思います。
これはエンゴルフィンバーのパターンとは逆です。
インサイドバーはボトムに位置している場合、トレンドが変化する可能性を示すことから、反転パターンの目安として使用します。

一方、強いトレンドのある相場では、継続のシグナルとしても考えることが可能となります。
30年以上の経験を持つ成功したトレーダーであるThomas Bulkowsli氏は以下のように述べています。
強気の相場で弱気のインサイドバーが現れると、約65%の確率で弱気の反転を示す可能性があります。また、強気の相場では約52%の確率で強気の継続シグナルを示します。

捨て子線が十字線の場合は強気の捨て子線となり、強気の反転パターンと考えられています。
上昇圧力の強い上昇トレンドでは70%、下落圧力の強い下降トレンドでは55%の確率で強気の反転パターンと考えられています。

パターン形成の背景にある心理

インサイドバーは整理や統合の期間を示しており、強い上昇トレンドに現れた場合はこれ以上変われないことを示唆しています。
強い上昇トレンドの後、日足において2日目には小さな陰線のローソク足が形成されていることを確認してください。

また下降トレンドの場合は、売り手が相場をコントロールできていないことを意味します。
強い下降トレンドの後には、小さな陽線のローソク足が現れます。

相場の主要な転換点を見極め、売買のタイミングを正しく測ることができるようになりましょう。

インサイドバーのローソク足パターンの取引方法

インサイドバーの形成は、特に市場が大きく動いている場合において絶好の機械となり、効率よく取引することができます。
この戦略は強いトレンドを見極めるのに役立ち、トレンドに沿ったインサイドバーが形成されるのを待つだけです。
またこのパターンの形成は、市場が次の動きをする前に一時停止していることを示しています。

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